昨今、AirPodsを利用している人がかなり増えている。あなたも街中AirPodsを付けている人でよく見かけることはないだろうか。現在売られているAirPodsには
・AirPods(ワイヤレス充電未対応)
・AirPods(ワイヤレス充電対応)
・AirPodsPro
の3種類がある。今回はワイヤレス充電に着目してどれを選べばいいか紹介する。
AirPodsにはワイヤレス充電が必要?AirPods Proにするべき?
結論から先に書くとAirPods、というか完全ワイヤレスイヤホンにワイヤレス充電は不要だ。ノイズキャンセリングを試したればPro、そうでなければワイヤレス充電非対応のものをおすすめする。2020年現在、ワイヤレス充電対応ケースの通常AirPodsはおすすめしない。
ワイヤレス充電が要らない理由
充電速度が遅い
まず、有線充電と無線充電を比較すると明らかに無線のほうが遅い。80%を越えると両者の充電速度の差が縮まるが、50%程度であれば体感で分かるレベルで違う。
AirPodsを充電する頻度はiPhoneよりも低いため、特にコードを挿して充電することが億劫になるということも少ないのではないだろうか。私は有線充電でも十分間に合っている。むしろ一週間程度AirPodsを使っているとケースのバッテリー残量が10%程度になっているため、速度が欲しい。
追加資金が多くかかる
あなたは今まで有線でiPhoneなどのデバイスを充電していたと思うが、AirPodsはそのケーブル(Lightning)で充電できる。しかもAirPodsを購入するとそのケーブルが付属している。つまり、有線充電の場合は一切追加投資が必要ない。
ところが、ワイヤレス充電の場合は新たに充電器を購入する必要がある。価格もモノによって異なるが、安いものでも300円程度から、高いものだと3,000円ほどかかる。
しかし、安いものでは品質が悪く、AirPodsと充電器のコイルの場所をピンポイントで当てなければ充電されないものが多い。そのため慎重に置く必要がある。現実的に「使える」ものは1,000円を超える出費となる。
設置場所が必要
ワイヤレス充電器は置き場所を取るということも念頭に置きたい。有線充電器では適当にケーブルを伸ばしておけば挿すだけでどこでも充電できるが、無線充電器は置き場所を決め、かつその上にAirPodsを置かなければならない。
無線充電は安定した場所がないと充電できない可能性があるため、事前に場所を確保することをおすすめする。
AirPodsのワイヤレス充電はどんな人におすすめ?
AirPodsにワイヤレス充電は積極的に勧めにくい機能ではあるが、全員が使わないほうが良いということではない。スマホなど、他にワイヤレス充電対応デバイスを持っている人はスマホのついでに利用すると便利だ。
私はiPhone用に縦置きのワイヤレス充電器を購入したが、ここにAirPodsProのケースを立てて充電することがある。近くにこの充電器はAmazonで買えるが、iPhoneの独自ワット数にも対応しているのでおすすめだ。特に不具合は感じなかった。
まとめ
AirPodsやAirPodsPro自体はいい製品であるが、ワイヤレス充電に関しては不要だと感じた。特に置き場所を確保できないのであれば確実に後悔することになる。
ただ、置き場所があってワイヤレス充電に対応するスマホを持っているのであれば、買ってもいいのでは?と思う。
今回AirPodsメインの話だが、スマホの記事もあるのでそちらも参考にして欲しい。