こんにちは!突然ですが、コーヒーには精製方法があることをご存知ですか?実は、焙煎や淹れ方だけでなく製法でも飲んだ時の味が変わるのでぜひ知っておいてください!(^^)!
そもそも、精製ってなんだ?
精製とは、コーヒー豆の元であるコーヒーチェリーと呼ばれるものから豆(種)を取り出すことです。コーヒーの木であるアカネ科の木は赤くて丸っこい実を成らせますが、その実がサクランボに似ているのでコーヒーチェリーと言われています。
早速本題に入ります!製法は大きく分けて
①ナチュラル製法
②ウォッシュト製法
③ハニー製法
の3つです。順に説明します。
①ナチュラル製法
この製法は、非水洗処理方法と呼ばれ、水を使わずに処理をします。
ナチュラル製法の豆は欠点豆が含まれることが多く、雨を嫌うので天候に左右されがちですが、独特の味を楽しむことが出来ます。また、水を使用しないために環境に優しく、費用も余りかかりません。
アフリカ系のフルーティーな風味の豆はこの精製方法を使っていることが多いです。
精製の手順としては、コーヒーの実をそのまま乾燥させ、水分のほとんどなくなったものを脱穀する、という流れです。
②ウォッシュト製法
ウォッシュト製法は、多くの水を使って精製する方法です!正式名称は水洗処理方式です。
この製法はナチュラル製法とは逆に、乾燥前に水を使ってヌメヌメした物質(ミューシレージ)を豆から取り除きます。その結果、すっきりとした味わいを楽しむことが出来ます。ただ、水が大量に使える環境が必要です。
精製の手順としては、収穫したコーヒーの実から果肉を除き、ミューシレージを洗い流し、それを乾燥させてしばらく置き、脱穀という流れです。
③ハニー製法
この精製方法は、ナチュラル製法とウォッシュト製法の中間です。
ミューシレージを残したまま、果肉を除去して乾燥させるという点で中間です。両方のメリットを兼ね備えた製法です( *´艸`)欠点豆を減らしながら、ミューシレージを洗い落とすことを省略できるため、最近話題となっています。
ちなみに、ミューシレージのヌメヌメがはちみつ(ハニー)に見えたことからハニー製法と呼ばれているらしいです!
精製の手順としては、果肉を除き、それを乾燥させてしばらく置き、乾燥させて脱穀、という流れです。
終わりに
今回はあまり知られていないコーヒーの製法についてでした!製法について知っていれば、さらに風味の違いが分かってきますし、ちょっとした話のネタにもなりますよね(笑)
なので、この機会に購入前のコーヒーに触れるのもいいのではないかと思いました(=゚ω゚)ノ
コーヒーといえば、私のもう一つのブログで今回はコーヒーについてちょっと触れたので、もしよろしければ見ていってください!