こんばんは!冬って、何となく苦い・濃いコーヒーを飲みたくなりませんか?私は基本的にエチオピア・タンザニアのような酸味の強いコーヒーを好んで飲みますが、たまに苦みの強いものも飲みたくなります。
そこで、今回はコーヒーの産地でも苦みが特徴のインドネシアについて紹介します。
インドネシア
インドネシアは東南アジアに位置する島国です。旧宗主国はオランダで、植民地支配されていく過程でコーヒーを飲むようになったと言われています。
ちなみに、インドネシアのコーヒーは「ロブスタ種」という品種のコーヒーを全体の約90%栽培しています。この品種は、風味は劣るけれども病気に強いです。また、安価で栽培できるため缶コーヒー等の値段の安いものに利用されています。
残りは「アラビカ種」という品種ですが、こちらはロブスタ種の逆で風味が良く、病気に弱いです。基本的にカフェ・喫茶店ではアラビカ種が使用されています。
インドネシアで有名なブランドといえば、マンデリンとトラジャではないでしょうか?以降これら2つについてまとめます。
マンデリン
マンデリンは深み・コクが強く感じられます。飲んだ瞬間に濃厚なアロマが口いっぱいに広がります。インドネシアでは珍しくアラビカ種であるため、風味が良く喫茶店でもよく出されます。
また、苦みが強いためミルク・シュガーを入れてカフェオレにしたり、エスプレッソにしたりといったアレンジがしやすいです(=゚ω゚)ノ
トラジャ
トラジャコーヒーは、インドネシア中部のタナ・トラジャ県周辺で栽培されているコーヒーです。実は、このトラジャコーヒーは第二次世界大戦まで高い評価を受けており、王室御用達のコーヒーでした。しかし、大きな戦争によって農地が荒れ果て、衰退されたと言われています。
しかし、日本の「キーコーヒー」がこのトラジャコーヒー事業を援助し、70年代に再興されたと言われています。
気になる味ですが、マンデリン同様苦みを出した感じになっています。しかし、こちらの方がマンデリンよりもクリーミーさや甘さが出ています(*´ω`)
巷では「幻のグルメコーヒー」と呼ばれており、なかなか普通の喫茶店では見ることが出来ません。なので、このコーヒーが飲みたい方は通販で豆を購入し、自分で淹れることをおすすめします。
まとめ
インドネシアのコーヒー、どうでしょうか?基本的に苦いコーヒーが多いので酸味が苦手な方におすすめしたい産地です。また、ブレンドしたものも多く出回ってみるので飲んでみるといいと思いました( *´艸`)