コーヒーの基本

スペシャルティコーヒーって?普通のコーヒーとのグレードの違いは?

こんばんは!りんぽすです。

ちなみに、最近は毎日コーヒーを飲んでます。種類もいろいろあって、自分で豆から挽いて淹れるレギュラーコーヒーや、バリスタのようなインスタントコーヒーも飲んでます!

今回はそんなレギュラーコーヒーの中でも私がいつも飲んでいる、スペシャルティコーヒーについてどのブログよりも分かりやすく説明します。

スペシャルティコーヒー

そもそもスペシャルティコーヒーとは?

スペシャルティコーヒーってなんか物々しい名前ですけど、要はめっちゃいいコーヒーのことです。

あなたは普段、スーパーやドラッグストアなどでコーヒーを買っていますか?実は、一般的な小売店で販売しているコーヒーって「コモディティコーヒー」と呼ばれる、ややグレードの低いコーヒーなんです。

プレミアムコーヒーはよくある喫茶店で出てくるタイプのコーヒーで、ローグレードコーヒーは缶コーヒーとかで使われているやつです。

何となく違いは分かりましたか?私も初めは違いがよく分かりませんでしたが、色々なコーヒーを飲んできて味の違いが分かるようになりました。

スペシャルティコーヒーの歴史

スペシャルティコーヒーっていつ頃から出てきたと思います?

[speech_bubble type=”ln” subtype=”L1″ icon=”1.jpg” name=”Aさん”]コーヒーが普及し始めたのが16世紀ごろだから、そのあたりかな?[/speech_bubble] [speech_bubble type=”ln” subtype=”R1″ icon=”me.jpg” name=”りん”]ううん、実は結構最近で1980年ごろなんだよ。[/speech_bubble]

スペシャルティコーヒーは1982年にアメリカにSCAA(アメリカスペシャルティコーヒー協会)という機関が設立され、誕生しました。誕生こそ1982年ですが、一般に普及したのは2000年以降です。

というのも、消費者が「質」を問うようになったからなんです。作れば売れる、という時代の終わりと同じ時期なんですよね。

スペシャルティコーヒーは生産から流通、抽出までこだわっていて厳しい評価を突破出来た豆だけ「スペシャルティコーヒー」を名乗れますが、その審査をクリアするのに生産者は日々努力しているわけですね。

[speech_bubble type=”think” subtype=”L1″ icon=”喜び.jpg” name=”りん”]コーヒー農家さんありがとう![/speech_bubble]

日本でのスペシャルティコーヒー

1990年代、日本では喫茶店の衰退が目立つようになりました。その流れで家でコーヒーを楽しむ事が増えつつあり、コーヒー豆屋の開店ラッシュがあって人々がより高品質のコーヒーを求めるようになりました。

その動きで2003年、より美味しいコーヒーを身近に感じでもらうことを目的としてSCAJ(日本スペシャルティコーヒー協会)が誕生しました。SCAJは年に一回多くのコーヒー関係者を招致し、大規模なコーヒー見本市を開催しています。私も2017年に参加しました。

雰囲気だけでも分かるかと思います▼
【動画付き】SCAJ2017に参加してきました!

で、スペシャルティコーヒーは結局美味しいの?

あなたが普段スーパーで粉のコーヒーを買っているなら間違いなく美味しいと感じるでしょう。明らかに品質が違います。

あなたが普段カフェやコンビニのコーヒーを飲んでいるなら場合によります。というのも、カフェとかコンビニのコーヒーって大衆受けを狙ってるんですよね。

なので「まあ普通にうまいやろ」って感じだと思います。一方、スペシャルティコーヒーはそれぞれの産地、農園で個性があるので一概にどうとは言えません。

カフェやコンビニが既製服、スペシャルティコーヒーがオーダーメイドの服という印象です。なのであなた好みのスペシャルティコーヒーを注文したとき、美味しいと感じるでしょう。

まとめ

スペシャルティコーヒーは新たなコーヒーの価値基準です。簡単に歴史について紹介しましたが、どうしてスペシャルティコーヒーが盛り上がったのかなど話せばキリがないですね。今回は取っ掛かりやすいようにあっさり目にお話ししました。

スペシャルティコーヒーは農家さんの絶え間ない努力によって作られた最高のコーヒーです。農家さんに感謝しつつ自分好みの味を探してみましょう。