エスプレッソ

【徹底解説】エスプレッソにクレマが出ない?その理由は○○にあった!

エスプレッソにクレマが出ない?その理由は○○にあった!

エスプレッソを自宅で淹れるのはとても楽しいですよね!私も好きで日々タンパーを握っています。今では割とエスプレッソ作りが上達したのですが、始めたてはクレマが出ずにずっと悩んでいました。

そこで今回はなぜエスプレッソのクレマが出ないのか、そしてその対策について紹介します。

エスプレッソのクレマ

クレマは焙煎後のコーヒーから出される二酸化炭素によって出来る、エスプレッソの一番上の層です。適度な厚みを持った層を作るのが難しく、バリスタの腕が問われます。

クレマができない理由ですが、
・コーヒー豆の鮮度が悪い
・タンピングの加減ができていない
・豆の挽き具合が悪い
の3つがあります。

コーヒー豆の鮮度が悪い

これは真っ先に疑うべきです。クレマは焙煎したコーヒー豆から出る二酸化炭素のガスが出ることによって作られます。このガスが出きってしまってからでは上手にクレマを作ることはできません。

もしあなたが買った豆が1ヶ月2ヶ月と経っているのであれば、その豆は通常のドリップコーヒーなどに利用して別途エスプレッソ用の豆を準備しましょう。

ちなみに、エスプレッソは深煎りで苦い豆が向いています。近くに自家焙煎のコーヒー屋があればいいですが、もしなければ通販を利用するのがおすすめです。注文後焙煎してくれるということが多いので、鮮度がかなり高いです。

タンピングの加減が出来ていない

タンピングはエスプレッソを抽出する作業の中でもっとも重要な作業の一つです。この作業次第でエスプレッソの出来が変わります。

鮮度に問題がないとすればタンピングを見直しましょう。クレマが出来ないということは二酸化炭素が抽出の途中で抜けてしまったと考えられるため、タンピングが弱い(足りない)と思われます。

その場合はもっとタンパーに力を込めてタンピングをする必要があります。家庭用マシンに付属している「取り外せないタンパー」でタンピングをしているのならば、別売りのタンパーを購入しましょう。

私も一時期タンピングが下手でうまくクレマが出来ませんでしたが、タンパーを別に買ってからはうまくできるようになりました( *´艸`)

豆の挽き具合が良くない

エスプレッソには「極細挽き」が必要です。細挽きでなく「極」細挽きです。顔に近づけたら鼻息で飛んでいきそうなレベルのパウダーです。ザラザラでなくサラッサラです。

エスプレッソに関しては、コーヒーを購入した店で挽いてもらうのはやめましょう。極細挽きは粉の表面積がかなり大きく、すぐ酸化してしまいます。傷むわけですから当然クレマはできません。

なので、電動のコーヒーミルが必須です。あれば便利とかいうレベルでなく「必須」です。手動のミルでも挽けなくもないですが、かなりの苦痛を味わうことになります(-_-;)

ハンドミキサーの代わりに泡立て器でメレンゲを作るみたいな感じです。なので、極細挽きが出来る電動ミルを買いましょう。私がおすすめするエスプレッソ対応のミルはこれです!

まとめ

エスプレッソにきれいなクレマができると、厚い層ができるので抽出後もある程度鮮度を保ってくれたり、ラテアートを楽しんだりすることができます。

焙煎してからガスが抜けきった豆でエスプレッソを作ってもクレマはできないため、必ず鮮度の良い豆を購入しましょう。つまりスーパーではなくコーヒー屋に行くべきということです。